日本の食文化を体験したい、好奇心旺盛な外国人にとって、
串カツ屋さんは、興味深い飲食店のひとつ。
庶民的で気さくな雰囲気にも惹かれて、
お店を訪れる外国人も増えてきているのではないでしょうか。
気持よく利用していただくためには、守ってほしい約束事が。
他のお客様と共有でソースを使用するカジュアルなお店では、
串カツを食べる前にソースをつけて、二度づけしないのがマナーですね。
日本人のお客様でもこのルールを知らない人がいらっしゃるので
お店に「ソースの二度づけ禁止!」の貼り紙がしてあることも。
でも、外国人のお客様がご来店された場合、なんて説明したらいいの?!
そんな店員さんのお悩みを解決する接客英語や英語メニューの書き方を
翻訳のプロが解説します。
串カツを英語で説明してみよう
串カツ(串揚げ)は、英語で表現すると
Deep-fried skewers.
「Skewer」は「串」や「串にさす」ことを表しています。
それでは、串カツの「カツ」とは、いったい何でしょう?
カツは、Cutlet(カツレツ)を短くした言葉で、本来のカツレツは、
お肉にころもをつけて油で揚げたものをいいます。
日本の串カツはお肉だけでなく、
魚介類や野菜などもメニューに加えられ
食べやすいように串にさして揚げるスタイルが定着。
地域によって、さまざまな個性の違いがあったり、
食材ごとにトッピングやソースを変えていただく
高級串カツ店も増えてきています。
串カツ屋さんでの「マナー」を英語で説明
庶民的なお店での暗黙のルール「ソースの二度づけ禁止!」
それを外国人に英語で説明するのはなかなか大変!
日本語と一緒に貼り紙にしておくと便利ですね。
ソースの二度づけはご遠慮ください。
Do not dip them in the sauce more than once.
シンプルな言葉で貼り紙をするのも手ですが、
食べ方、楽しみ方、といった方法をまとめて、
記載しておくのも親切ですね。
串カツの食べ方
How to eat deep-fried skewers
串カツをソースにひたして食べてください。
Eat the deep-fried skewers by dipping them in the sauce.
ソースは、食べる前に一度だけつけてください。
Dip the skewers in the sauce just one time before eating.
食べたものを、再びソースにつけないでください。
Do not dip food in the sauce a second time.
串カツ屋さんのメニューを英語で
牛 Beef cutlet
豚 Pork cutlet
つくね Chicken meatball
ウィンナー Red wiener
タコ Octopus
イカ squid
エビ Shrimp
うずら玉子Quail eggs
アスパラ Green asparagus
しいたけ Shiitake mushroom
エリンギ Elingi mushroom
レンコン Lotus root
なす Eggplant
たまねぎ Onion
じゃがいも Potato
さつまいも Sweet potato
串カツ(串揚げ)10本セット Deep-fried Skewer Course (with 10 skewers)
平日限定 串カツ(串揚げ)6本セット Only available on weekdays (with 6 skewers)
ビール Beer
生ビール Draft beer
ビール小瓶 Small bottle beer
ビール中瓶 Medium bottle beer
焼酎 Shochu
日本酒 Japanese sake
梅酒 Plum liqueur
ロック・水割り・お湯割・ソーダ割 On the rocks/with water/with hot water/with soda
ドリンク飲み放題のメニューがあります。
There is an all-you-can-drink menu.
こちらが飲み放題のドリンクメニューです。
This is the all-you-can-drink menu.
飲み放題のドリンクは、こちらからお選びください。
Choose from this list for the all-you-can-drink items.
19時までのお得なタイムサービスもあります。
There is also a special limited time sale until 7pm.
訪日外国人が増え続けている今、メニューの英語翻訳や
接客英語への関心が高まっています。
飲食店で役立つ外国人向け接客英語のフレーズは、
下記でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいね。
まとめ
170万人が利用している「World Menu(ワールドメニュー)」は、多言語翻訳と制作で25年以上の実績を誇るアイ・ディー・エー株式会社が監修しています。
多くの方にご利用いただいている理由は、アイ・ディー・エー株式会社が蓄積したノウハウを活かし、ホテルや飲食店を含めた数多くの企業向けに多言語で接客用語を紹介していることにあります。
アイ・ディー・エー株式会社は、80ヶ国語以上に対応したネイティブ翻訳者による多言語翻訳を中心に、以下のサービスを提供し、ビジネスの国際展開をトータルサポート。
ビジネスシーンでの翻訳・制作は、ぜひアイ・ディー・エー株式会社にお問合せください。
【サービス一覧】
・多言語翻訳
・多言語ドキュメント制作
・多言語サイト制作
・翻訳ソリューション(機械翻訳、用語統一支援)
・HTMLマニュアル制作
・ビジネス動画・YouTube翻訳 (外国語字幕・ナレーション)
・インバウンド対策支援
・アウトバウンド対策
翻訳監修
セス ジャレット:Seth Jarrett
カナダ出身。翻訳会社のアイ・ディー・エー株式会社に13年以上在籍。翻訳者のクオリティーチェックから英語のリライトまで幅広く対応。自らパンやスイーツをつくる料理人でもある。