日本のおにぎりは、「手軽に食べられる日本食」として外国人観光客からも人気があります。
近年は「おにぎり専門店」なども数多く展開されており、日本のおにぎりは、日本人の身近な食べ物としてだけでなく、インバウンド需要のひとつとしても注目されています。
本記事では、日本のおにぎりについて「英語で説明する場合」「外国人観光客から人気がある理由・インバウンド関連」について紹介します。
日本のおにぎり
日本のおにぎりは「手軽に食べられる軽食」として親しまれています。
日本のおにぎりの特徴・魅力
日本のおにぎりは、三角形や丸型に握ったご飯(白米)の中に、鮭や梅干しなどの具材を入れ、海苔で包んだものが一般的です。
手軽に食べられるため、持ち運びもしやすく、ピクニックや旅行時などにも適しています。
シンプルだけど種類が豊富
おにぎりはとてもシンプルな軽食ですが、種類が豊富にあることも魅力のひとつです。
最近では、変わりネタとして以下のようなおにぎりもあります。
- アボカド
- チーズ
- カレー
- キムチ
- 焼き鳥
など
おにぎりが外国人観光客から人気がある理由
おにぎりが外国人観光客から人気がある理由としては「利便性」「食体験」「ビジュアル」などがあげられます。
手軽に食べられる利便性
おにぎりは、「コンビニなどで手軽に買える」「持ち運びが便利」などの点から、観光客にとっても利便性の高い軽食です。
難しいメニューや注文の必要もないため、“チャレンジしやすい”日本食としても人気があります。
日本文化を楽しめる食体験
日本のおにぎりは、海外においても食べられる時代となりましたが、「本場で食べてみたい」「海外アレンジではなく“本物”のおにぎりを食べてみたい」と思う人も多いでしょう。
そのため、日本で食べるおにぎりは、日本の食文化を感じられる食体験として、思い出に残ります。
見た目もかわいいビジュアル
おにぎりはかわいらしいフォルムで写真映えもしやすく、SNS映えを狙ったおにぎりなども人気です。
外国人観光客と日本のおにぎり
外国人観光客にはどのようなおにぎりが人気であり、どのような需要があるのでしょうか。
人気があるおにぎりの種類
外国人観光客には、主に以下のようなおにぎり(ネタ)が人気です。
- 鮭(焼き鮭)
- 梅干し
- 昆布
- ツナマヨ
- 唐揚げ
- アボカドチーズ
など
おにぎりが食べられる場所
外国人観光客が、日本でおにぎりを食べる(買う)ことができるのは、主に以下のような場所です。
- コンビニ
- 定食屋
- おにぎり専門店
など
おにぎりを英語で説明
おにぎりを英語で説明してみましょう。
おにぎりを英語で説明する際のフレーズ
おにぎりについて
- おにぎりは、日本の伝統的な米料理であり、主に炊きたての白飯を手で握って作ります。
Onigiri is a traditional Japanese rice dish, made mainly from freshly cooked white rice and formed by hand.
- おにぎりを握る際は、三角形や丸形にされることが多く、味付けに塩が振られています。
Onigiri are most often formed into triangular or round shapes and seasoned with a sprinkle of salt.
- おにぎりの特徴は、様々な具材を中に詰めることができる点で、種類が豊富です。
One of the key features of onigiri is its versatility; onigiri can be filled with a variety of ingredients.
- アメリカのカリフォルニアロールなどは、内側に海苔が巻いてありますが、日本のおにぎりは外側に海苔が巻いてあることが一般的です。
Unlike the California rolls popular in the US, which include nori (laver seaweed) on the inside, Japanese onigiri are typically wrapped with nori on the outside.
種類
- おにぎりの主な種類には、「梅干し」「鮭」「ツナマヨ」などがあります。
Common types of onigiri include umeboshi (pickled plum), salmon, and tuna with mayonnaise.
- 変わりネタとして「唐揚げ」や「焼き鳥」、「サーモン」なども人気があります。
Popular variations also feature fillings such as karaage (fried chicken), yakitori (grilled chicken skewers), and salmon.
注文方法など(専門店)
- オーダーメイド方式のおにぎり専門店では、「ごはんの種類」や「具材」「味付け」「大きさ」「海苔の有無」などを自由に選べます。
Specialty onigiri shops offer custom order options, allowing customers to choose options like the type of rice, filling, seasoning, size, and whether to include nori.
- 定番メニューのほか、季節限定メニューもあります。
In addition to traditional menu options, seasonal onigiri are also available.
- おにぎりと味噌汁のセットが人気です。
Onigiri and miso soup sets are popular.
- オーダーメイドおにぎりの場合、指定された時間におにぎりを受け取ります。また、店内飲食が可能な場合もあります。
Custom order onigiri can be picked up at the specified time. Some establishments also offer dine-in options.
おにぎり×インバウンド対策
おにぎり専門店など、おにぎりを取り扱う飲食店の方の中には、インバウンド需要、外国人観光客の来店を増やしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
多言語対応
インバウンド対策において「多言語対応」は欠かせません。
特におにぎりを取り扱う飲食店では、「アレルギー」や「ヴィーガン」など、さまざまな問題もかかわってくるため、注意が必要です。
トラブル回避のためにも、公式サイトやメニュー表たけでなく、食品(原材料)に関する情報についても説明できるよう、多言語対応は適切に行いましょう。
外国人観光客メニューの考案
おにぎり専門店など、メニューの考案が比較的しやすい飲食店においては、外国人観光客に人気がありそうなメニューを考案することもインバウンド対策のひとつです。
「梅」「鮭」「昆布」など、日本らしさをアピールできる定番具材のほか、「サーモン」「アボカド」「チーズ」など、洋風にアレンジしたおにぎりも人気があるでしょう。
外国人観光客向けワークショップ
おにぎりは食べるだけでなく「握る」楽しさを感じられる軽食でもあります。
おにぎり作りは工程が少なく材料もシンプルであるため「外国人観光客向けのおにぎり作り体験」を開催してみるのも良いかもしれません。
インバウンド対策には翻訳会社を活用しよう
おにぎり×インバウンド対策では、メニュー表・アレルギー表の翻訳や、公式サイトなどのテキスト文、ワークショップ用の説明書など、多くの場面で翻訳(多言語対応)が必要です。
正確な情報を適切に伝えるためにも、ネイティブのプロによる翻訳会社を活用しましょう。
まとめ
おにぎり専門店が続々と誕生するなど、おにぎりブームは今後も続くでしょう。
おにぎりはインバウンドとの相性も良い日本のソウルフードです。
おにぎりの魅力を活かし、おにぎり×インバウンドを成功させましょう。
翻訳監修
セス ジャレット:Seth Jarrett
カナダ出身。翻訳会社のアイ・ディー・エー株式会社に13年以上在籍。翻訳者のクオリティーチェックから英語のリライトまで幅広く対応。自らパンやスイーツをつくる料理人でもある。