レストランでの接客に必要な英会話フレーズ!入店から着席編

「いらっしゃいませ」の英語表現とは?

英会話では、日本の「いらっしゃいませ」を直訳できる言葉は、厳密にはありません
日本では「いらっしゃいませ」が、接客シーンでの決まり文句になっていますが、
直訳できる言葉がなければ、何と言ってお客様をお迎えすればいいのでしょう?

レストランなどの飲食店で「いらっしゃいませ」に相当する言葉は「Welcome
「歓迎する」や「喜んで受け入れる」という意味があり、
英語圏では、きちんと接客マナーのトレーニングを行っている
お店では、「Welcome」と丁寧に接客します。

詳しくはこちらの記事をチェック!
いらっしゃいませは英語で何て言う?翻訳のプロに聞いてみた

Welcomeでお客様をお迎えした後、外国人のお客様への対応に活用できる
接客英語のフレーズをぜひご参考にしてみてくださいね。

(外国人)
予約していませんが、席はありますか?
I don’t have a reservation. Is there a table available?

(レストラン)
何名様ですか?
How many people?

ただいま満席です。
I’m sorry, all the tables are taken.

待ち時間は20分/1時間 です。
The waiting time is approximately 20 minutes/1hour.

こちらにお名前を書いてお待ちください。
Please write your name here and we’ll call you when your table is ready.

予約の有無を確認する場合
ご予約をいただいていますか?
Do you have a reservation?

予約済のお客様へのご案内
ご予約をいただいていたお客様ですね。
Yes, we have your reservation.

お待ちしておりました。
We are expecting you.

こちらへどうぞ。
This way please.

翻訳のプロが教える接客英会話を学んでみましょう!

外国人のお客様がご来店された時、とっさに言葉が出てこない・・・。

飲食店で使える英会話ってどんなもの?

英単語だけでも気持ちを伝えることはできるけれど、
いくつかの言葉をつなぎ合わせることで、
より丁寧で親切な接客ができ、お店の印象も変わります。

インターネットの自動翻訳サイトでは、翻訳が的確ではなく
ネイティブが聞くとおかしな英語になっていることが多々あるんです。

英会話が苦手な人も、接客のためのきちんとしたフレーズをいくつか覚えておくと
スムーズにご案内できて、お店の信頼度もアップ!

そんな接客英会話のフレーズを翻訳のプロがご紹介します。

日本の「おもてなし」を表現する接客英会話のフレーズ集

お席にご案内する際には、このフレーズを使ってみましょう。

お待たせしました。
Thank you for waiting. Please follow me.

ご案内いたします。
I’ll Show you to your table.

こちらのお席です。
Here is your table.

お荷物はこちらに置いてください。
You can Put your bags here.

お子様用の椅子をお持ちしましょうか?
Do you need a high chair?

日本の飲食店では、お水やおしぼりのサービスはほぼ当たり前。
海外ではお水は有料の場合があり、
オーダーしなければ持ってきてもらえないこともあります。

私たちが当たり前と感じていることも、
外国人観光客にとってはうれしいサービスだったり
日本ならではの「おもてなし」を実感してもらえる絶好のチャンス。
そんな時、ちょっと一言添えてみましょう。

これは、サービス(無料)です。
This is free of charge.

お水/温かいお茶/冷たいお茶です。
Here is some water/hot tea/cold tea.

おしぼりをどうぞ。
Here is a wet towel.

外国人のお客様からの質問にこたえる接客英会話

日本での食事を楽しみにやってきた外国人のお客様から、
お店に対してのご要望やご質問の言葉をかけられることも多いかもしれません。
そんな時に使える接客英会話のフレーズを見てみましょう。

(外国人)
英語が話せる人はいますか?
Is there someone here who can speak English?

(レストラン)
はい、1名おります。
Yes, we have one person here who speak English.

いいえ、おりません。
I’m sorry, there is no one here who speak English.

(外国人)
英語のメニューはありますか?
Do you have an English menu?

(レストラン)
はい、ございます。
Yes, we have.

いいえ、ございません。
I’m sorry, we do not.

外国語のメニューを用意しているお店で使えるフレーズ

多言語のメニューがあります。英語、中国語、韓国語のどれがよろしいでしょうか?
We have a multilingual menu.Which one is good for you, English, Chinese or Korean?

中国語の表記には、大きくわけて2種類あります。
おもに中国本土で使われてる「簡体字中国語」と
台湾や香港で使われている「繁体字中国語」です。
どちらか確認してみましょう。

簡体字中国語それとも繁体字中国語のどちらでしょうか?
Simplified Chinese or Traditional Chinese?

多様な生活習慣や食文化に対応するフレーズ

(外国人)
ベジタリアンの料理はありますか?
Do you have vegetarian dishes?

ハラールの料理はありますか?
Do you have halal dishes?

(レストラン)
はい、ございます。
Yes, we have.

いいえ、ございません。
I’m sorry, we do not.

ベジタリアンメニューやハラールメニューを用意している場合

ベジタリアン/ハラールに対応した英語のメニューです。
The dishes on this English menu are vegetarian/halal.

お客様がメニューを選ぶ間にひとこと添えてみると、より丁寧な接客ができます。

ご注文が決まりましたら、このベルを鳴らしてください。
Please ring this bell to order.

 

お客様からのご注文を受ける際に使える英会話のフレーズ

ご来店時のお出迎え、お席へのご案内を終えて、
いよいよ次のステップは料理の注文をお聞きするシーン。
いくつかのフレーズを駆使して、
丁寧な英会話での接客にチャレンジしてみましょう。

お飲み物を先にお伺いします。
May I take your drink order first?

お飲み物は何がよろしいですか?
Would you like to order a drink?

お持ちするのは、食前と食後のどちらがよろしいですか?
Would you like to have it before or after your meal?

ランチ/ディナーメニューです。
This is the lunch/dinner menu.

この料理は1人前です。
This dish is for one person.

この料理は2人前から注文可能です。
This dish can only be ordered for two or more people.

この中からひとつを選んでください。
Please choose one of these.

申し訳ございません、そちらは本日売り切れです。
I’m sorry, this is sold out.

もう一度言っていただけますか?
Could you say that again, please?

外国人観光客のご来店は大きなビジネスチャンス!
接客シーンでの英会話のフレーズを覚えて繰り返し使ううちに、
お客様とのコミュニケーションにも余裕が生まれます。
プロの翻訳家がおすすめする接客英語のフレーズを、ぜひご活用ください。

飲食店の英会話!ご注文からお客様のお食事中に使える言葉編もあわせてご覧ください!

最後に

当媒体World Menuでは、紹介記事の他にも4000語以上の翻訳のメニューや接客フレーズなどを制作してきました。

これらの制作を通じて、外国人観光客の方に選ばれるお店は「英語で的確なメニューが置いてある。」という傾向を発見しました。

そこで「World menu」ではあなたのお店の人気 10品のメニューを無料で「的確な」英語メニューを制作するキャンペーンをおこなっております。

「外国人の対応で困った」「世界中いろんなひとたちに料理を提供したい」とお考えのサービス業・飲食店の方は、ぜひ、チェックしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

翻訳監修

セス ジャレット:Seth Jarrett

カナダ出身。翻訳会社のアイ・ディー・エー株式会社に13年以上在籍。翻訳者のクオリティーチェックから英語のリライトまで幅広く対応。自らパンやスイーツをつくる料理人でもある。