ラーメンって英語で何?外国人に大人気の理由とは

ラーメンは、日本の国民食といっても過言ではなく、「ラーメンめぐり」を趣味とする人もたくさんいるほど人気のある食べ物です。

日本のラーメンは、外国人観光客など海外の人からも人気があり、また、海外進出しているラーメン店は現地でも大変人気があります。

この記事では、ラーメンが外国人に人気がある理由やラーメンに関連する英語について解説します。

ラーメンは世界中で大人気

日本のラーメンは世界中で人気があり、訪日した外国人観光客の多くも、日本食のひとつとしてラーメンを食しています。

ラーメンはなぜ人気?

日本のラーメンは、なぜ外国人に人気があるのでしょうか。

人気がある理由のひとつとして漫画やアニメの影響もあるようです。

日本のカルチャーである漫画やアニメは、世界中にファンが多く、漫画やアニメに登場するキャラクターがラーメンを食べていたり、日本人の身近な食べ物としてラーメンがよく登場したりするため、ラーメンに対する興味や関心が強まるのかもしれません。

また、ラーメンは味の種類が豊富なうえ、トッピングなどで自分好みにカスタマイズできる点も人気がある理由のひとつかもしれません。

特に欧米の人々は、レストランやカフェなどで、日常的にカスタマイズする文化が強い傾向にあるため、カスタマイズできる日本食としてもラーメンは魅力的に感じられるのでしょう。

ラーメンは英語で何という?

世界中で人気のあるラーメンは、日本語のまま「Ramen」で通じることも多いですが、ラーメンは英語で何というのでしょう。

ラーメンに関連する英語について紹介します。

「Noodle」との違い

ラーメン(麺)は英語で「Noodle(ヌードル)」と表現する人も多いのではないでしょうか。

Noodle(s)は「麺類」という意味をもち、ラーメン、そば、うどん、パスタなど、麺類の総称を指す際に使われます。

そのため、Noodle(ヌードル)のひとつがラーメンであり、Noodle(ヌードル)は、ラーメンよりも広範囲を指す言葉として捉えられます。

ラーメンを英語で表すときは、「Ramen」または「Ramen Noodles」と表されることもあります。

また、「Japanese noodles」は、ラーメンではなく、他の麺類(そばやうどん)などを指す場合があるため注意が必要です。

ラーメンに関連する英語

ラーメンに関連する英語を紹介します。

  • ラーメンの種類
味噌ラーメン Miso ramen
とんこつラーメン Pork bone broth ramen
醤油ラーメン Soy souce ramen
塩ラーメン Salt broth ramen
魚介ラーメン Seafood ramen
チャーシュー麺 Braised pork ramen
ワンタン麺 Wonton noodles
坦々麺 Spicy broth ramen
  • トッピングの種類
ねぎ Long green onion
味付き玉子 Flavored boiled egg
メンマ Flavored bamboo shoots
海苔 Laver seaweed
紅しょうが Red pickled ginger
おろしニンニク Grated garlic
チャーシュー Braised pork

 

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日本と海外のラーメン(店)の違い

日本と海外のラーメン(店)に違いはあるのでしょうか。

海外のラーメン(店)事情について解説します。

海外のラーメンは高級料理?!

海外でラーメンを食べると、欧米の場合、1杯約2,000円〜3,000円です。

国や地域、物価によって価格は変動しますが、日本で食べるよりも倍以上の値段がするため、ラーメンはもはや高級料理といえます。

価格が高くなる理由には物価の影響もありますが、欧米で飲食する場合はチップ代がかかるため、その分高くなります。

外国人に特に人気のあるラーメンとは?

さまざまな味の種類があるラーメンですが、中でも「とんこつラーメン」が外国人に人気があるようです。

人気がある理由として、薄い味よりも濃い味の方が好まれることや「一蘭」や「一風堂」など、とんこつラーメンの人気店が海外に多く出店し、成功していることが挙げられます。

海外ではベジラーメンも人気?

海外(欧米)では、野菜や海藻のみで作られた「ベジラーメン」も人気です。

宗教上の理由などさまざまな理由からベジタリアンである人も多く、ベジタリアンに対応したメニューとして、ベジラーメンを用意しているお店が多いようです。

ラーメン店におけるインバウンド対策

外国人観光客の来店が多数見込めるラーメン店では、スムーズな対応ができるよう、インバウンド対策を講じておきましょう。

多言語メニュー表記

多くのラーメン店では既に対応していますが「多言語によるメニュー表記」は大切です。

自動翻訳機能を使用して読み取る外国人観光客も多いかと思いますが、正しく翻訳されない場合もあるため、どのような食べ物・味であるのか正しく伝わるような表記(翻訳)を心がけましょう。

QRコードオーダー・決済

近年、QRコードオーダー・決済システムを導入する飲食店も増えています。

アプリでオーダー、決済ができると、外国人観光客にとっても負担が少なく、お店側も手間が省け、コスト削減にもつながります。

インバウンド対策として、QRコードオーダー・決済システムを導入する際は、多言語対応などインバウンドに対応したシステムを選びましょう。

多言語メニュー対応の翻訳はプロに任せよう

飲食店のインバウンド対策として、多言語メニューの対応は、必要最低限といっても過言ではありません。

簡単なメニュー表記だけでなく、“お店のこだわり”をより多くの外国人観光客に伝えるためには、正しい表現による翻訳が必要です。

翻訳会社のプロによる翻訳で、正確なメニュー表記のほかお店のこだわり、ラーメンのこだわりを翻訳し、より多くの人にこだわりのラーメンを堪能してもらいましょう。

まとめ

日本のラーメンは、外国人観光客から人気が高いため、日本のラーメン店はインバウンドとしても需要が高いといえます。

こだわりのラーメンをより深く楽しんでもらうためにも、正しい翻訳でインバウンド対策を講じましょう。