2020年に突入し、東京オリンピック開催まであと数カ月。
飲食店のみなさま、インバウンド対策は万全ですか?
外国人観光客への接客時に、おさえておきたいのが
メニューや接客フレーズなどの多言語対応です。
年々増加傾向のインバウンド需要で、外国人が来店した際、
英語や中国語の単語を駆使しての接客を経験済みであったり、
インターネットの翻訳サイトを利用して、外国語翻訳メニューを作成したり、
何らかの対策を講じられているお店も多いのではないでしょうか?
特に、オリンピック開催期間中は集中的に外国人観光客の来店が予想され、
これまで以上に重要になってくるのが、メニューなどの多言語対応です。
飲食店のインバウンド対応のトラブルの多くは、
文化や習慣の違いによるもので、意思の疎通ができないことも原因になっています。
英語圏以外からの観光客も視野に入れた対策が不可欠です。
写真付きのメニューがあるから大丈夫?意外に多いトラブルとは
食文化は多種多様。ベジタリアンやビーガン、ハラールなどの食習慣の違いはもちろん、
特定の食品にアレルギーを持っている場合や、苦手なものなども千差万別です。
もし、訪れたお店で日本語のメニューしかない場合には、
それがどのような料理なのかイメージがつかめず、
結局オーダーをあきらめてしまう、ということもあるかもしれません。
「うちのメニューには写真が付いているから、日本語だけでも大丈夫・・・」
そう思っていても、外国人とのトラブルは頻繁に起こります。
写真で見てイメージしたものと、実際に出てきたものが違っていて、
「イメージと違うのでキャンセルしたい」
と言われた場合には食品ロスになってしまうこともあるでしょう。
インターネットの翻訳サイトなどを利用して、英語メニューを用意している場合も
機械的に直訳されてしまい、実際には意味の通じない言葉になっていて、
外国人に伝わらないことも考えられます。
メニューには、写真とともにその料理にはどんな食材が使われているかを
適切な表現で説明し、トラブルを回避したいところです。
英語だけでなく多言語で対応しておくと安心です。
飲食店でトラブルになりやすいお通し/突き出し/先付け
居酒屋などの飲食店で、一般的に提供されているお通し/突き出し/先付け。
日本人には当たり前のこのシステムは、外国人にはわかりにくく、
お会計時にトラブルになりやすいので注意が必要です。
前菜やテーブルチャージとして、お会計のなかに計上されている場合や
お店によっては無料で提供している場合もあります。
いずれにしても、外国人にとってはオーダーしていない料理が運ばれてくると
不思議に思いますし、てっきりサービスなのかと思っていたら、
お会計時に請求されて驚き、トラブルになることも多いのです。
言葉で説明するのがむずかしい場合は、お通し/突き出し/先付けを説明する文章を
多言語でメニューの中に追記するなど事前に準備しておくと安心です。
ひとつの料理をシェアする困った外国人客への対応は?
旅行中は、その国ならではの食べ物やめずらしいものをあれこれ食べ歩きするのも楽しみです。
けれど、飲食店にとって困るのは、グループでやってきたお客様が
料理や飲み物を1品だけオーダーして、みんなでシェアして食べたり飲んだりすること。
テーブルに座って食事をするのであれば、ひとり一品は注文して欲しいですよね。
そんな時には、あらかじめ店内に注意書きを掲示したり、ポップなどを用意しておくのも手。
外国語を話すのは苦手でも、外国人がすぐに見て理解できるツールがあれば
対応もスムーズです。
飲食店の接客英語については、下記でもご紹介していますので、
ぜひご参考にしてみてくださいね。
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それぞれの言語でメニューを記載することで、料理をチョイスする時間が早くなり、
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翻訳監修
セス ジャレット:Seth Jarrett
カナダ出身。翻訳会社のアイ・ディー・エー株式会社に13年以上在籍。翻訳者のクオリティーチェックから英語のリライトまで幅広く対応。自らパンやスイーツをつくる料理人でもある。